掲示事項について
—— 入院基本料について
当院は療養病棟入院基本料1(うち一部病室につき地域包括ケア入院医療管理料2)を算定しています。看護職員(看護師及び准看護師)の配置は以下の通りです。
1)2階病棟(療養病棟:地域包括ケア病床有)
*看護職員の最小必要数の7割以上が看護師です。
①1日に勤務している看護職員(看護師及び准看護師・3交代勤務)の人数 15人以上
②1日に勤務している看護補助者(2交代勤務)の人数 6人以上
③看護職員の1人あたりの受け持ち数
・8時30分から17時30分 5人以内
・17時30分から8時30分 25人以内
④看護補助職員の1人あたりの受け持ち数
・8時30分から17時30分 13人以内
・17時30分から8時30分 50人以内
2)3階病棟(療養病棟)
*看護職員の最小必要数の2割以上が看護師です。
①1日に勤務している看護職員(看護師及び准看護師・3交代勤務)の人数 8人以上
②1日に勤務している看護補助者(2交代勤務)の人数 8人以上
③看護職員の1人あたりの受け持ち数
・8時30分から17時30分 13人以内
・17時30分から8時30分 25人以内
④看護補助職員の1人あたりの受け持ち数
・8時30分から17時30分 9人以内
・17時30分から8時30分 49人以内
—— 入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制、意思決定支援及び身体拘束最小化について
当院では、入院の際に医師を始めとする関係職員が共同して、入院診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制、意思決定支援及び身体拘束最小化の基準を満たしております。
—— 医療安全の取り組みについて
当院では、安全な医療を提供するために、院長を責任者とする医療安全管理部門を設置し医療安全管理対策委員会を定期的に開催するとともに、より実効性のある医療安全対策の実施や職員研修を計画的に実施しています。
また、受診、医療安全、支援等のご相談は、医療安全管理者が関係部署と連携・協力し相談窓口を設置してお受けしています。
—— 明細書発行体制について
医療の透明化や患者さんへの情報提供を推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬算定項目(公費負担医療含)の分かる明細書を無料で発行しております。 明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点ご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合、その代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。
—— 当院は九州厚生局長に下記の届出を行っております。
【基本診療料】
◆機能強化加算 ◆医療DX推進体制整備加算 ◆療養病棟入院基本料 ◆診療録管理体制加算3 ◆療養病棟入院料1 ◆療養病棟療養環境加算1 ◆医療安全対策加算2 ◆感染対策向上加算3 ◆データ提出加算2・4(ロ 許可病床数が200床未満) ◆入退院支援加算2 ◆認知症ケア加算3 ◆地域包括ケア入院医療管理料2 ◆経腸栄養管理加算
【入院時食事療養等】
◆入院時食事療養(Ⅰ) ◆入院時生活療養(Ⅰ)
【特掲診療料】
◆二次性骨折予防継続管理料2・3 ◆がん治療連携指導料 ◆薬剤管理指導料 ◆検査・画像情報提供加算及び電子的診療情報評価料 ◆別添1の「第14の2」の1の(3)に規定する在宅療養支援病院 ◆在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料 ◆CT撮影及びMRI撮影 ※当院ではCT撮影(16列以上64列未満のマルチスライス型の機器)を算定 ◆脳血管疾患リハビリテーション料(Ⅱ)<初期加算> ◆運動器リハビリテーション料(Ⅰ) <初期加算> ◆呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ) <初期加算> ◆胃瘻増設術(経費的内視鏡下胃瘻増設術、腹腔鏡下胃瘻増設術を含む) ◆外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ) ◆入院ベースアップ評価料
【その他届出】
◆酸素の購入単価
—— 医療情報取得について
当院はオンライン資格確認が利用できる体制を整えています。オンライン資格確認により、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行います。正確な情報を取得活用するため、マイナ保険証のご利用にご協力をお願いいたします。
—— 医療DX推進体制に関する整備について
医療DXに対応する体制を以下のとおり確保し、質の高い医療の提供に努めています。◇オンライン請求を行っております。◇オンライン資格確認等システムにより取得した情報を、診察室等で閲覧、活用できる体制を整えています。
—— 長期投薬とリフィル処方箋の交付について
患者様の状態に応じ、28日以上の長期投薬を行うこと又はリフィル処方箋を交付することに対応しています。
—— 一般名処方について
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に取り組んでおり、後発医薬品がある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般的な名称により処方箋を発行する場合があります(一般名処方)。 現在、一部の医薬品について、十分な供給が難しい状況が続いていますが、一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品を提供しやすくなります。 一般名処方について、ご不明な点などがありましたら当院職員までご相談ください。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。 ※一般名処方例 【般】アセトアミノフェン錠200㎎(【般】+一般名+剤形+含量で表示されます)
—— 看護職員の負担軽減及び処遇改善に関する取り組み事項
当院では看護職員負担の軽減及び処遇の改善に資することを目的とする計画を策定し、これに基づき以下の取り組みを実施しております。
1)看護職員の負担の軽減及び処遇の改善に資する体制
①看護職員の負担の軽減及び処遇の改善に関する責任者
総師長 荒木ルミ
②看護職員の勤務状況の把握等
勤務時間 平均週40時間
夜勤に関する配慮 残業が発生しないような業務量の調整
③多職種からなる役割分担推進のための委員会及び会議
年1回 各部署より1名、各病棟より1名の看護職員の参加
毎月開催の師長・主任会議にて現状の問題点等を情報共有
④看護職員の負担軽減及び処遇の改善に資する計画
計画の策定
職員に対する計画の周知(院内掲示)
⑤看護職員の負担軽減及び処遇の改善に関する取り組み事項の公開
2)看護職員の負担軽減及び処遇の改善に資する具体的な取り組み
①看護部勤務体制の調整
・業務改善により患者様に安心で安全な看護の提供
・看護補助者の配置により役割を明確にした業務の実践
・多様な勤務形態の導入により離職の防止
・夜勤専従の採用により業務量の軽減
・有給休暇の取得によりリフレッシュし、働きがいの向上
②看護職員に対する配慮
・子育て中の夜勤や時間外労働の制限
・有給休暇の半日単位での取得
・親や子の看護休暇制度
・復職後の職務
・キャリア形成支援
・多職種連携による患者情報共有
・多職種連携による退院支援
・看護・介護用品等の導入